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歴史は動かない⑦ 「死の組」慣れをしていないブラジル 

本日の顧問はルー大柴!
「ヒストリーは動かない!テキサス串はトゥモローまで!ル~大柴です」
(別にもうナイトスクープネタを入れる必要も無いんですが、なんとなく。)

で、今回はこのブログシリーズの目玉の1つ、「死の組」G組。
北朝鮮だけ、違う意味での「死の組」となっていて、気の毒としか表現できません。
FIFAって、TVマネーも見込めない国には、
冷淡この上ない態度で接する本当に容赦ない巨大組織との感想♪
とにかく、検証開始。

まずコートジボワールについて。
この国は初出場の前回も「死の組」でした。
きっと、お歳暮お中元をFIFAに贈ってないのでしょう。

2006 アルゼンチン オランダ コートジボワール セルビア・モンテネグロ

そんな前回は案の定、突破できず。
ただ、データはこの1つだけで、根拠として弱すぎるので、これは消去。

次にポルトガル。
なんとなく欧州の強国のイメージもありますが、今回でまだ5回目の出場。(日本と同じ)

1966 ポルトガル ハンガリー ブラジル ブルガリア
1986 モロッコ イングランド ポーランド ポルトガル
2002 韓国 アメリカ ポルトガル ポーランド
2006 ポルトガル メキシコ アンゴラ イラン

ポルトガルを調べてみても、これといったデータは出ず・・・。
あえて言えば、少し気になったのはブラジルと同組時、ブラジルが敗退していた事。
なので一応、物は試しで、
今度はブラジルがグループリーグで敗退した時を探してみました。

1930 ユーゴスラビア ブラジル ボリビア(この時は上位1ヶ国のみ突破)
1934 スペイン×ブラジル(グループリーグは無く、初戦敗退)

この2つと上の、66年のみが敗退の歴史。
なんとまぁ、お強い!
近年は一切、負けておらず逆にセレソンの強さが引き立っちゃいました。

結局、これといった歴史データは一切見当たらず・・・。
なので続いて、それぞれの戦う場所から検証。

第1戦
コートジボワール×ポルトガルがまずポート・エリザベスで海抜0M。
ブラジル×北朝鮮はヨハネスブルクで1763M。

第2戦
ブラジル×コートジボワールはスタジアムは変わるもヨハネスブルク1763M
ポルトガル×北朝鮮が、ケープタウンで0M。

第3戦
ポルトガル×ブラジルはダーバンで0M。
北朝鮮×コートジボワールはネルスプロイトで660M。

何か気付きましたか?ここでのポイントは3つ!
①ブラジルは高地が2試合あるものの、
初戦、2戦目はヨハネスブルク連泊で、移動負担無しと少し有利。
②ポルトガルは全出場国で唯一、全ての試合を0M開催と超有利。
③北朝鮮は、南アフリカ中を登ったり降りたり、行ったり来たりと、たらい回しで超不利。

では、そろそろ結論。
ポルトガルが全海抜0Mでの試合と優遇されている点、
突破する時は必ず1位突破である点、
ブラジルと同組だった時に、第3戦でポルトガルはブラジルを倒している点、
こういった歴史から、1位突破をポルトガル!
そして、「死の組」をアルゼンチンに任せっぱなしで、
「死の組」慣れをしていないブラジルを2位抜けと判断しました。
歴史は動かない?

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