歴史は動かない⑨ 爆笑ベスト１６集

久々のシリーズ連載、第９回はいよいよベスト１６。
爆笑コネタ集みたいなニュアンスで、一気に８試合を徹底研究！

『メキシコ（Ａ１）×韓国（Ｂ２）』
メキシコはグループリーグは突破するものの、一つ大きな壁はこのベスト１６。
近年でここを突破したのは、自国開催時のみ。
個人的に韓国を突破させる予想をするのは、
ライバル国として、また差を開かされるようで、非情に残念ではあるけども、
今大会の一貫したテーマ、標高で考えると、この試合は海抜０Ｍ。
慣れた高地に強いメキシコは、走るキムチパワーで低地に強い韓国に敗れる。

『イングランド（Ｃ１）×セルビア（Ｄ２）』
標高１６００Ｍのルステンブルクでの決戦。
ここは今大会、イングランドの開幕戦の場所。
少し慣れているのもあって、実力通りイングランドの勝ち。

『ドイツ（Ｄ１）×アルジェリア（Ｃ２）』
アフリカ勢で突破してきたアルジェリアも快進撃はここまで。
バラックがいなくても堅実なドイツは足下をすくわれたりはしない。
因みに場所はブルームフォンテーン１４００Ｍ。

『アルゼンチン（Ｂ１）×南アフリカ（Ａ２）』
首都ヨハネスブルクで地元、南アフリカにとっては最高のシチュエーションで迎える決戦！
相手にはメッシ、マラドーナとアルゼンチンが誇る新旧スターもいて話題性抜群！
マラドーナが大きな采配ミスをしなければ、普通にアルゼンチンが勝つだろうけど、
天才は、突然何か閃いて試合を難しいものにする可能性も。
また、この両クラブは全高地で戦ってきた上に、ここでも１７６３Ｍと最高地なのも影響が？
マラドーナ自身は選手として高地を得意としていたけど、
監督になってからは南米予選で高地対策失敗の連続。
またバロンドールを取った選手は翌年のＷ杯を取らないってジンクスがメッシにはある。
少しアルゼンチンの敗退は早いけど、奇跡の南アフリカの勝利はある！

『オランダ（Ｅ１）×パラグアイ（Ｆ２）』
オランダは開幕戦以外は海抜０Ｍでの連戦で、圧勝！
日本としては、このオランダに負けたのなら仕方無かったなと思える試合に。

『ポルトガル（Ｇ１）×スイス（Ｈ２）』
オランダとは逆に、今大会で初めて高地ヨハネスブルクに登ってきたポルトガル。
その標高もさる事ながら、今大会は冬の大会で寒いとの事。
実力的にもさほど差がある訳でもなく、アルプスの国スイスが有利で勝ちあがるでしょう。

『イタリア（Ｆ１）×デンマーク（Ｅ２）』
苦労してグループリーグを突破してきたイタリアは強い。今回は当てはまらない。
前評判の低いイタリアは強い。今回、当てはまる。
スキャンダルにまみれた後のイタリアは強い。今回はあてはまらない。
こういう事を踏まえれば、３分の２がイタリアの連覇は無いとのデータがある。
だけど、それはもうちょっと先の話。ここはイタリアの勝利。

『スペイン（Ｈ１）×ブラジル（Ｇ２）』
ＢＥＳＴ１６の段階で事実上の決勝戦。しかも海抜０Ｍでオープンな試合に。
今大会最強の槍を持つスペインと、今大会最強の盾を持つブラジル。
ファンとしては、攻撃サッカーに勝利して欲しいと願いつつも、その願いが叶う事はまれ。
そして、ご存知スペインはどれだけ前評判が高くとも、さっさと負ける国として有名。
確かにＥＵＲＯを制して、そのジンクスからは開放された可能性もあるけども、
ワールドカップとＥＵＲＯは別物だし、今回の相手はＥＵＲＯの国では無く、南米の王国。
この壁は越えられない！
なんといっても守備的、保守的な時のブラジルは強い！
ドゥンガはモウリーニョになる。（服のセンスの事ではない♪）ブラジル勝利！

さて、日本女子なでしこはＷ杯に行けたのか？
今夜
①１９：００　アジア杯　『中国×なでしこ』　Ｗ杯へ３位決定戦！ＨＯＴ！